蝶龍①
教室までの廊下を歩いていると、
「ねぇ。守!教室まで、どのくらいかかるの?」

こいつに、とっては上目使いだと思ってないんだろうな。
地味な女だけど、たぶんこいつは、めっちゃ可愛いと思う。

『//ああ。3分くらいかな。』
「ふぅん。結構距離あるね…。」



俺は、ルナの素顔が気になったから、聞いてみた

『なぁ。ルナ眼鏡外してみてくれねーか?』

「はっ?何で?!」


まぁ・・・そうなるわな。

『いや、気になったからよ。頼む。!』

「うぅん・・・親にダメって言われてるのよ。あっ!でもバレたらOKとも
言ってたような気がする。」

『じゃあ、見せてくれね?』



「じゃあさ。イチゴ牛乳とにぼし頂戴。」
(だったら、文句ないわ!)←ほしいだけ。


『いいぜ。いちご牛乳、俺も好きだから、いつも持ち歩いてるやつ教室でやるから。』

「分かった。カチャ」
眼鏡を外して上を向いてきた。

『////////っ////(美人すぎる)』
(こんな美人はじめて見た…)

「どうしたの?(コテ)」

首を傾けて俺の顔をのぞいてきた。
『///(やばい…鼻血//出そう)」←というか出てる

「守・・・・鼻血・・・。」←ルナからは2回目

まじかよ!!ティッシュ!!!
『ティッシュねぇーか?』

「あっあるよ!理事長室から持ってきたままだった。」
ルナは守にティッシュを渡した。
『サンキュ』

「いいえっ。教室ついたんじゃない?」


『ああ。みたいだな。眼鏡しろよ。呼んだら入ってこい。』



「あっうん。」


  [守Sid 終わり]
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