蝶龍①
[ルナSid]

教室まで歩いていると、守が眼鏡外せと言ってきた。

私はイチゴ牛乳とにぼしがもらえるならいいかなと思いそれを条件にして
外した。



守の様子が気になって上を向いたら、すごい紅くなっていた。



そして、守は伏せてしまったので下から守の顔の覗いた。
たけちゃんと同じく鼻血を出して慌てていたので、理事長室から
持ってきてしまってたティッシュを守に渡した。


あ・・・・・2-Sの標識が見えてきた。

教室についたみたいだから、守に声かけた。




そして・・
『ああ。みたいだな。眼鏡しろよ。呼んだら入ってこい。』
の一言を残して教室に入っていた。

ガヤガヤ・・・教室はうるさかった。

「うるせーぞ!てめーら!!!バンッ」



教卓蹴ったよ。あの先生!(教師がいいの?!)
まぁ。うるさかったのは静かになったけどさ。

「えーと。今日は転校生が来てる。入れ。」



なんか適当だな。おい!
まぁ。いいか。




 ガラッ

(うわー。めっちゃカラフルやん!)←誰?

視線が痛いんですけど・・・
「地味だな・・・」
「「「うんうん」」」
「「「場違いじゃね?」」」
「「「Sクラスとかありえねー」」」

またガヤガヤうるさくなっていた。



「バッン!!!ガンッ!うっせーだよ。」
(ルナ傷つけるやつはゆるさねー)
『(うわー教卓かわいそう…。)』
守とは裏腹にルナはそんな呑気なこと考えていた。

「ルナ…自己紹介しろ・・。」

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