蝶龍①
『守っ!秘密~(ニコッ』
「っ////」
守は何も言わず、紅くなって固まってしまった。
(まぁ・・いいや。今はナル~)
『ナル!久しぶりね。学校は楽しい?』

「ああ・・・楽しい楽しい・・・・・つか・・・離れねぇ?」
『えぇー久しぶりに会ったのに?(うるうる)』

眼鏡をずらしてナルをみる。

「/////っ後で、たくさん抱き着いていいからよ。だから、それやめろ。」
『なんで?(コテ)』

「(可愛いからだよ!!////)……」
『分かったわよ。離れる…。ぶぅ…』

「あの、ナルどういう関係ですか?(ニコニコ」
今度は、銀のメッシュ君が話してきた。
(なんか嘘くさい笑顔…なんか嫌)

『深い関係。』
迷いなく言った。そして素っ気なく言った。


「おいっルナ!誤解されるだろうが。」
『その通りじゃん?』

なんでナルは慌ててるんだろう?
兄妹だから深い関係なのに!!

「結局なんなんだよ。(イラ)」
金メッシュうざ・・・。

「あ~兄弟。」
『うん。めっちゃ仲のいい双子なのだ!!!(ぎゅッ)』
また、私は抱き着いた。うちら双子は、何気シスコン&ブラコンなんだと思う。

「「「「「「「はぁぁぁぁぁ~~~??」」」」」」」

また、みんなの目が点になちゃったよ。

「おい、ナル。お前に双子いたのか?」
(ナル何も話してないんだな。)

「「えぇーナルナルに双子いたんだぁぁぁぁ」
(あんたらも同じ双子じゃん。)

「びっくりしました。」
(なぜですか?)

「・・・・」
(だんまりかよ)




「じゃあ、ナルが美形だから、その女も美人なのか?」
(おい。どうでもいいこと聞くなよ!つか、嫌みか。私はどうせブスですよーだ。)

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