銀棺の一角獣
アルティナは自身を包み込んでいるルドヴィクの腕に唇を寄せると、身体をくねらせて彼の腕から抜け出た。
上掛けを身体に巻き付け、上から彼の顔を見下ろす。肩からこぼれ落ちたアルティナの髪が、ルドヴィクの顔をくすぐった。
幸せそうに彼は目を細めて、顔にこぼれ落ちた髪を指にからめ取る。
「ねえ――あなたは、わたしのことをどう思う?」
アルティナの問いにルドヴィクは微笑みで答えた。
「世界で一番愛しい女性――それでは足りませんか?」
「……いいえ、十分……十分よ」
口づけるてほしい、とアルティナは目で訴える。ルドヴィクはアルティナの髪を撫でると、ゆっくりと唇を重ねた。
上掛けを身体に巻き付け、上から彼の顔を見下ろす。肩からこぼれ落ちたアルティナの髪が、ルドヴィクの顔をくすぐった。
幸せそうに彼は目を細めて、顔にこぼれ落ちた髪を指にからめ取る。
「ねえ――あなたは、わたしのことをどう思う?」
アルティナの問いにルドヴィクは微笑みで答えた。
「世界で一番愛しい女性――それでは足りませんか?」
「……いいえ、十分……十分よ」
口づけるてほしい、とアルティナは目で訴える。ルドヴィクはアルティナの髪を撫でると、ゆっくりと唇を重ねた。