誰かが始める断片劇
私の、一番の親友へ
もし、君が、この手紙を読んでいるなら、私はきっと死んでいると思う。
あ……でも、もし生きていたら、この手紙は破いて燃やしてしまってくれ。
とても恥ずかしいから。
……話がそれたね。
そろそろ、私がこの手紙を書いた理由を明かそうと思う。
私がこの手紙を書いたのは、君に伝えたいことがあるから。
リオン。
こんな、剣しか取り柄のない私の、親友でいてくれて、ありがとう。
君と出会うまで、私は、この世界を酷くつまらないものだと思っていた。
命をかけて、救うべきものではないと思っていた。
だけど、君と出会って、そんなことはないと知った。
ありがとう。
君に親友と呼ばれて、嬉しかった。
ありがとう。
短い間だけど、君の親友になれて、僕は幸せだった。
本当にありがとう。
そして、さようなら。
君には、私の分まで幸せになってほしい。
そして、リオン。
私は君が――――
もし、君が、この手紙を読んでいるなら、私はきっと死んでいると思う。
あ……でも、もし生きていたら、この手紙は破いて燃やしてしまってくれ。
とても恥ずかしいから。
……話がそれたね。
そろそろ、私がこの手紙を書いた理由を明かそうと思う。
私がこの手紙を書いたのは、君に伝えたいことがあるから。
リオン。
こんな、剣しか取り柄のない私の、親友でいてくれて、ありがとう。
君と出会うまで、私は、この世界を酷くつまらないものだと思っていた。
命をかけて、救うべきものではないと思っていた。
だけど、君と出会って、そんなことはないと知った。
ありがとう。
君に親友と呼ばれて、嬉しかった。
ありがとう。
短い間だけど、君の親友になれて、僕は幸せだった。
本当にありがとう。
そして、さようなら。
君には、私の分まで幸せになってほしい。
そして、リオン。
私は君が――――