約束の花~命と恋の物語~



やっぱり亜弥は窓の外をボーッと見てる。


「あーや」

「あっ…祥!まさか今日も何か買ってきてくれたの?」


俺の手にある紙袋を見て言う。


…うん


「多分…一番亜弥が喜ぶ」


亜弥は一瞬考え込んで、


「まさか…」


と、目を見開いた。


こりゃ気付いたな…


紙袋を亜弥に差し出す。



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