約束の花~命と恋の物語~
悠矢くんと話して気付いた。
やっぱり私は気持ちを伝えない。
今考えれば簡単に他の女のとこなんか行かない、
亜弥ちゃん一筋の祥くんのことが私は、
好きだったんだ。
だったらきっと、いつか諦められる日が来るよね。
いつか私だけのあーゆー人が現れるよね。
…よし!!
私が会場にスキップで入ると、
「柊乃花?久しぶりー!!」
大好きな人の、大好きな笑顔がそこにはあった。
私も自然と笑顔になれた。
いつか…
いつかきっと。
自分だけの、誰かを…
END