約束の花~命と恋の物語~



ガチャッ


準備をして外に出る。


「佳奈ー遅い」


出た瞬間に悠矢は私の頬をつねる。


いたぁあ!!


「いっ…いひゃい」


涙目で訴えると悠矢は手を離し、


私の頭を優しく撫でる。


「ははっごめんな」


笑顔付きで!!


これは彼女の特権だ!!



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