約束の花~命と恋の物語~
悠矢の家族は皆歓迎してくれた。
悠ママの作ってくれたお菓子はすごく美味しかったし。
話も弾んだ。
「俺の部屋行く?」
夕飯をご馳走になったあと、悠矢の部屋に行った。
相変わらず、白と黒でまとめられた綺麗な部屋。
「はい、ここ」
悠矢はベッドに座って胡座をかいて、
その上をポンポンしてる。
私は真っ赤になりながら胡座をかいて座る悠矢の膝の上に座った。
後ろから抱き締められる。
「あー…久しぶり…佳奈、最高」
「な、なにが」
ひぃ~っ!!
恥ずかしい~!!
「真っ赤だなー。佳奈の抱き心地が最高って意味~」
…全く!二人になると途端に甘え出す。
ってゆうかイチャイチャしたがる。