幻月幻夢
『あれは・・・ワイバーン!!!』
いつの間にか変化した鳥勾が私を守るように、黒い影から私を離す。
「ワイバーン?何よそれ?」
まだ黒い点にしか見えないが鳥勾には見えるらしい。
「龍だ。」
紫刹は、腰につけていた剣を鞘から抜き黒い影を睨みつける。
「ズラトロク!いるか?」
紫刹がそういうと私の目の前に金色の角をもち白い毛並みのシカのような生き物が姿を現した。
『ああ、いるぞ。』
「こいつを連れて村に行け。」
「あなたたちはどうするの?」
黒い影は次第に大きくなり私にも龍だとわかるくらいの近さだ。
遠くからでも大きくこちらを血走った目で見てくる。
いつの間にか変化した鳥勾が私を守るように、黒い影から私を離す。
「ワイバーン?何よそれ?」
まだ黒い点にしか見えないが鳥勾には見えるらしい。
「龍だ。」
紫刹は、腰につけていた剣を鞘から抜き黒い影を睨みつける。
「ズラトロク!いるか?」
紫刹がそういうと私の目の前に金色の角をもち白い毛並みのシカのような生き物が姿を現した。
『ああ、いるぞ。』
「こいつを連れて村に行け。」
「あなたたちはどうするの?」
黒い影は次第に大きくなり私にも龍だとわかるくらいの近さだ。
遠くからでも大きくこちらを血走った目で見てくる。