もし、君の涙を拭えるなら

高校生

高校生になっても、日々の生活が変わるなんて、考えたことは、ない。






私は、ゆっくりと目を閉じた。






「みづき。何、寝ようとしてんのよ。次、降りるんだよ?」






私は、横から誰かに叩かれた。






地味に痛い。私は、頭を抑えながら、私を叩いた人を思い切り睨んだ。






「痛いんだけど。」






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