もし、君の涙を拭えるなら
私は、それを止めて、時計を見る。






徐々に意識がハッキリしてくる。






今は、五時半だ。






私がいつも目覚まし時計を、かけている時間だ。






あれ?さっき、誰かに起こされたよな。






お父さん?






いや、周りを見回しても誰もいない。






夢だったのかな?






何にしても、理想の時間に起きれて良かった。






私は、ベットから降りて、掛け布団を畳んだ。






『みづき。』






< 29 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop