もし、君の涙を拭えるなら
私は、振り返って声がした方を見る。






誰もいない。ベットしかない。






なんだか、急に寒気がしてきた。






何々?おばけ?幽霊?






私は、しばらく声がした方を見ていた。






何?なんなの。






『みづき、こっち。』






私は、こっちと呼ばれた方を見る。






そこには、ベットと昨日のくまと、目覚まし時計だけだ。






しゃべるようなやつはないし、人が隠れるだけのスペースもない。






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