天神学園高等部の奇怪な面々27
ケッ、と。

鷹雅はそっぽを向く。

「俺ぁ別にそんな小猿どうだっていいんだよ。話の成り行きで何かソイツが勘違いしてるだけで、俺ぁそんな女何とも「河童君、私の誕生日訊きたがったんだよ?『お願いだから教えてよ遊里ちゃあんっ♪』って」

鷹雅の台詞に被せる、相変わらず礼儀知らずな遊里。

「言っとらんわっっ!」

激昂する鷹雅。

興奮すると頭皮によろしくありません。

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