天神学園高等部の奇怪な面々27
意思の疎通が出来ていなくてキョトンとする遊里、頭を押さえる鷹雅。

「お前ら駄目だなぁ☆」

銀は無の本片手にゲラゲラ笑う。

「そんなんじゃ、俺となーちゃんみたいになるには、当分かかるなぁ」

「べ、別にシャランラとこみたいになる気なんて全然「先生んとこは、どのくらいでラブイチャになったのっ?」

鷹雅をグイッと押し退けて、遊里が身を乗り出す。

「ん~?」

満面の笑みで、銀は返事を返した。

「簡単だったぜぇ?何せほら、俺って天才魔法使いだから」

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