星に願いを
愛するお兄ちゃん
学校の帰り。
何故か妖精さん(玲於と呼ぶ事にしよう)
がついてきていた。
私は無視してたが、私の家の中までついてきた。
玄関には、お母さんがいて、玲於を歓迎した。
玲於は私には秘密にしていた、いとこらしい。
担任の言うとおり、いとこだった…。
玲於の両親が、事故で亡くなり、
私のお母さんが引き取る事にしたのだという。
『玲於くんの方が、由衣より年上だから…
玲於君がお兄ちゃんね♪』
え?玲於が私のお兄ちゃんになるの?
『玲於くん、今日は由衣の部屋で寝てくれる?』
『はい。』
え?一緒に寝るの?!
そうして、私の家族になった玲於。
玲於はすごくルックスが良かった。
背は185㎝、足も長い。そしてすらっとしている。
鼻は高くて、綺麗な二重の目。
細い唇。
その人が…
私の隣で寝ている…!!