俺様でヤキモチな彼氏様
また、恥ずかしくなって顔を下にむける。



龍、どう思ったかな₋₋₋。



何も言ってこない龍。



も、もしかして₋₋₋。



デート嫌だったり!?



「龍、あの、いやだったら₋₋₋。」



いいから、と言おうとした瞬間暖かいものに包み込まれた。



「嫌なわけねぇじゃん。」



っっ///



龍の息が耳にかかる。



耳がどんどん赤くなるのを感じた。



「で、いつデートすんの?」



「えっと、日曜日」



「どこ行くの?」



「ゆ、遊園地」



そう言うと龍が動きをピタッと止めた。



「₋₋₋龍?」



「それって雄太たちと一緒?」



「あっ、うんそうだよ。」



はぁ、とため息つく龍。



ダブルデート嫌だったかな。



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