キミが本当の恋を教えてくれた。
そろそろ帰ってくるころだろう。

ソファに座って、テレビでも観るか。

テレビをつけると

-ガチャッ

とタイミングよくドアが開いた。

「あ、帰ってきた」

「あれ?アタシテレビつけっぱなしで行ったっけ?ホントドジだな・・・」

「ぶふっ!」

蘭の独りごとについ笑いがこぼれる。

「ん?でも何かいい匂いがする・・・って誰かいる!この靴・・・匡?!」

< 213 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop