Damage
プロローグ


何を信じればいいのか―――。

何を想えばいいのか―――。

死にたいなんて思わない。



ただ、なんで生まれてきたんだろう。


それだけだった―――。


手首から流れる鮮血に、目を留めることはなかった―――。


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