「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」
最大級の拒絶に流石の神崎さんも伸ばした手を戻す。




「どうせ捨てる野の花なら、何もせず捨て置きなさいよ」




あたしはそのまま人混みの中に消える。
もう二度と会わないと勝手に決めつけて。

< 38 / 103 >

この作品をシェア

pagetop