「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」
自分らのボスがあたしを犯したのを知っているのだろう。
あたしには軽くかかる相手をのすのなどトランプに勝つのと同じくらい簡単だった。




「夏凪、こっちよ」
「瑠愛!今行くわ!」




叫ぶあたしに瑠愛は一筋の涙を流し、綺麗に笑った。




「…待ってる」

< 46 / 103 >

この作品をシェア

pagetop