「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」
付けられた足枷を引きずりながら、あたしに近付けるだけ近づいてくれる。




あとは簡単な料理で。




「お帰り、瑠愛」
「…ただいま、夏凪!」




笑う瑠愛を促して足枷を引きちぎり、あたしは夏乃を連れて倉庫を後にする。


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