「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」
神崎さんが目を付けたのは、神崎さんに感じているのを認めざるを得ない状況に陥った、あたしの果実だった。




「これ以上はダメよ。夕俟様殷盛だから、本当に孕んじゃう」




大学生のあたしが子を孕んでも、産み育てる自信がない。
ヤったらすぐ捨てられるのもやだし、怖い。




「無理強いさせて悪かったな。今日は遅いしゆっくりしてけ。俺はみんなと共有のソファーで寝るし好きに使って良い」

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