「囚われ姫~星屑は魅惑の花の香に抱かれて~」
反論することも賛成することもなく、威煌は静かに俺の続きを待つ。




「刹那を護り抜く覚悟も、自信もある。けど…」




低く唸る俺に、膝を折ったままだった威煌が立ち上がる。




「夕俟さん、それが簡単じゃねぇのは解ります。姐御のご両親はきっと…。でも姐御に本気なんでしょう?」
「ああ。他の何にも代えられない俺だけの宝石姫だ」
「求婚すれば?」
「…!?」


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