孤独な戦士
あいつなんてこの家族に必要ないだろ。




働かないで一日中部屋にこもって。




前なんて陽菜に手を出そうとした。





その瞬間を目にした時は愕然とした。





あいつが俺の兄貴?




あり得ないだろ。






うざいだけだよ。




その時俺はとっさに体当たりしてたけどあいつはびくともしなかった。





陽菜の手をがっちりつかんで放さずに部屋に引きずり込もうとした。





あの光景は絶対に忘れられない。
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