パーフェクトティーチャー
「やっぱりやーめた!
ナ・イ・シ・ョ」
「なんだよそれ!」
美里はほたるの頭を小突いた。
そしていった。
「いわなくても私にはわかるよ」
「何が?」
「だからアンタがなんで悩んでるかが。
私には手に取るようにわかる・・・」
「やめてよ。
何でもお見通しだよ、みたいな言い方」
「なんで?」
「なんでって、気味悪いじゃん」
「そうかなー。
そもそもほたるって子は、超わかりやすいんだもん」
心変わりの早い美里はストロー遊びを復活させ、ズーズーという氷を吸う音をたてながらほたるの顔を覗き込む。
口の端を持ち上げて笑っていた。
ナ・イ・シ・ョ」
「なんだよそれ!」
美里はほたるの頭を小突いた。
そしていった。
「いわなくても私にはわかるよ」
「何が?」
「だからアンタがなんで悩んでるかが。
私には手に取るようにわかる・・・」
「やめてよ。
何でもお見通しだよ、みたいな言い方」
「なんで?」
「なんでって、気味悪いじゃん」
「そうかなー。
そもそもほたるって子は、超わかりやすいんだもん」
心変わりの早い美里はストロー遊びを復活させ、ズーズーという氷を吸う音をたてながらほたるの顔を覗き込む。
口の端を持ち上げて笑っていた。