パーフェクトティーチャー
心がキュンとなったゆりりんとほたる。


二人が同時に氷室のいるほうを見た。


つまり、二人はよそ見をしたことになるわけだ。


その直後、ボールがどちらかの顔面に激しくヒットした。


あってはいけないような音がグランド中に響く。


顔面をおさえ、グランドにうずくまったのは・・・


ゆりりんのほうだった。


「フフフ。
正義は勝つのよ。
バカ女め」


ほたるが勝ち誇ったようにいった。




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