パーフェクトティーチャー
「つまり、古いって言ってるのよ。
そんな太古の考え」


「そ、そ、そうかなぁ・・・」


「じゃあ聞くけどさー。
教師と生徒の関係は清く美しくあるべきなんて、いつの時代の固定観念よ」


「でもさぁ・・・」


「でももへったくれもない!
今は自由恋愛の時代なの!
だから協力しなさい!
あの男は私のものにするって決めたの!
これは運命なの!」


「う、うん、わかった・・・」


あおいの勢いに圧倒され、ほたるは渋々承諾した。


しかし・・・


よくよく考えると、氷室先生が生徒に手を出したりするはずはない。


ほたるはそう思った。


あおいはまあまあかわいい。


私と違ってDカップはあるし、家もお金持ちだけど、あのさわやか全開の氷室先生が獣に変身するはずない。


そう自分に言い聞かせる。



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