Marius−マリウス−前編
マディオスは鞘から剣を抜き、鞘をカツヒデスに預け、剣の切っ先を天に向け、柄を両手で持ち、剣を持つ手に力を込め、グッと目を見開いた。
すると一瞬、剣はスッと碧い光を放った。
マディオスはカツヒデスに剣を返す。
「…少しはカツヒデスの力になるだろう」
「ありがとうございます」
「それでは、選ばれし10人の者たち、私を囲んで円陣を組むように」
「はっ」
ニシキアスがマディオスの正面に立ち、その右にケンペクト、ゴーシン、ツービオ、タイエンテ、アルファス、ダイラル、アツオラ、バンデント、そして、ケンヴァンダーがニシキアスの左隣になり、10人はマディオスをグルッと囲んだ。
すると一瞬、剣はスッと碧い光を放った。
マディオスはカツヒデスに剣を返す。
「…少しはカツヒデスの力になるだろう」
「ありがとうございます」
「それでは、選ばれし10人の者たち、私を囲んで円陣を組むように」
「はっ」
ニシキアスがマディオスの正面に立ち、その右にケンペクト、ゴーシン、ツービオ、タイエンテ、アルファス、ダイラル、アツオラ、バンデント、そして、ケンヴァンダーがニシキアスの左隣になり、10人はマディオスをグルッと囲んだ。