【完結】俺様吸血鬼(バンパイア)に恋しました。
そしてついに。
恐れていた事態が起こってしまうことになるなんて、思ってもいなかったーーー
それから何日か経ったある日のことだった。
それは、いつものように学校が終わり、帰り道を歩いていた時のことだったーーー
「きゃああああああー!!!」
「っ!? なにっ!?」
女性の大きな叫び声が響きわたった。
あたしは声のする方へ急いで走った。
するとそこには……恐るべき光景が広がっていたーーーー
「どうしました!? 大丈夫……ですか……」
えっ……なに、これ……!?
これはいったい……。
どういうこと……!?
目の前に広がっていたのはーーーー