【完結】俺様吸血鬼(バンパイア)に恋しました。
その日桜木は教室に戻ってこなかった。
あたしが悪い。あんなこと言ったから。
だけど、ちゃんと謝りたい。
ごめんって、もう一度、謝りたい。
そう思ったときには、すでに足はある方向へと向いていたーーーー……
ピンポーン………。
恐る恐るインターホンを押してみる。
ーーーーーーすると………。
ガチャっと、ドアが空いた。
そして現れたのは、、、。
「………真琴?」
「………なんで、先帰るのよ」
「………どうしてここが?」
「………先生に、聞いた」
「そっか。………まぁ、上がれよ」
桜木は驚きながらも家に入れてくれた。
あたしもここまでするなんて、バカだなと思った。