【完結】俺様吸血鬼(バンパイア)に恋しました。




だけど、吸血鬼なのに俺を怖がることもなく、人間と同じように普通に接してくれるアイツに、俺はどんどん惹かれていった。
気がついたら、どうしようもないくらい好きになっていた。




ーーーー初めてアイツを抱いた日、アイツは俺が好きだと、そう言ってくれた。
俺の背中にしがみついて、たくさん温もりをくれた。



あんなにも、幸せだと思ったことはなかった。
アイツだって本当は、ちゃんとした人間と付き合いたかったと思う。



だけど………俺がいいと、俺じゃなきゃダメだと、そう言ってくれた。
だから俺も、アイツじゃなきゃダメなんだと実感した。



アイツ以外に、考えられなかった。
ーーーーこんなにも愛おしいと思わせてくれる、大切な人なんだ。





ーーーーー…





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