無邪気な後輩君


「いたいいたいいたいっっ!」

只今、仕事帰り奈智の家。


いつからあるのかあたしの手首に紐をかけてきた奈智。

紐の先はベッドにくくりつけられている。


あんまりにも痛くて、半泣きになりながらあたしは奈智を睨んだ。
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