夏の君を
「お、久しぶりだな龍之介」


「…うっす」


「お茶でいい?」



「うん。」



ランニングのついでだったのか、汗だくだった。



「お前明後日どこと当たるんだ?」



「○高。」



「やっぱり対戦相手だったんだなー!」



また盛り上がる二人。


「でさぁ、お前試合でるの?」



出したお茶を一気のみした龍之介は「でる」と答えた。
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