16LIFE☆~それぞれの恋~
「美緒。
―――好きだ」
視線が絡んだとき、間宮さんが照れくさそうにはにかみながら言った。
「だから・・・
返事、聞かせて?」
まただ。
間宮さんは、いつもいつも・・・
自分の気持ちを・・・正直に、素直に、伝えてくれる。
あたしも、素直になりたい。
間宮さんみたいに・・・
あたしも、なれる?
「あたしも、
間宮さんが、好き・・・・・・」
気が付けば、あたしも口を開いていた。