16LIFE☆~それぞれの恋~


あたしが真っ赤な顔でそう告げると・・・



間宮さんは、あたしをギュッと強く抱きしめた。



「間宮さん・・・?」



ちょっと苦しいけれど・・・間宮さんの温もりが伝わってきて、



すごく幸せな気持ちになった。



「今、俺の顔絶対赤いから・・・見ないで」



恥ずかしそうな声が、あたしの耳元に響く。



ちょっとだけ顔をあげると、案の定・・・



彼の顔は、ほんの少し赤かった。



< 95 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop