Genius 2nd ~葦原~
後ろで扉が閉まる音が聞こえてきた。
耳を澄まし弥那が階段を降りていくのを確認して、目を開いた。
そして立ち上がるとそのままコンクリートを蹴り上がり、一気にフェンスを飛び越え、中庭へ華麗に着地した。
今は始業式の真っ最中で他の生徒も教師も、講堂に行っており、誰も校舎の中にはいない。
勿論、併設する高等部も同様だ。
來奈は、中等部と高等部校舎を繋ぐ特別棟に入ると教職員室の前を通り過ぎ、脇にある階段を登って行った。
最上階にあるのが理事長室
大きな木彫りのドアのノブを掴み、何の抵抗も無く室内に入っていった。
耳を澄まし弥那が階段を降りていくのを確認して、目を開いた。
そして立ち上がるとそのままコンクリートを蹴り上がり、一気にフェンスを飛び越え、中庭へ華麗に着地した。
今は始業式の真っ最中で他の生徒も教師も、講堂に行っており、誰も校舎の中にはいない。
勿論、併設する高等部も同様だ。
來奈は、中等部と高等部校舎を繋ぐ特別棟に入ると教職員室の前を通り過ぎ、脇にある階段を登って行った。
最上階にあるのが理事長室
大きな木彫りのドアのノブを掴み、何の抵抗も無く室内に入っていった。