Love★Battle


「え!?」

輝星は、私の手を握って走りだした。


「心愛!」

後ろからは、私を呼ぶ樹の声が聞こえた。






「ハァ…ハァ…」


校舎を出て、しばらくしてから、走るのをやめ、息を整えている輝星と私。



「ゴメン、疲れた…?」


そう私の顔を覗き込んでくる。


「ウウン///大丈夫」


私はそう言って、微笑んだ。


< 47 / 161 >

この作品をシェア

pagetop