Love★Battle


「ね、樹…待って!」

その声をきき、歩いている足を止める。



「…輝星、いない…」


「え…?」

後ろをむくと、心愛の姿しかなかった。


「どしよ…」


困っている顔をする心愛。


「…輝星のことばっか、見んなよ。」


まっすぐ心愛を見つめる。


「今、俺といるんだから…
 俺のことだけ、考えて」







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