地球第二弾
第一章 island
1Earth
青い。まばらに白色に発光している。すごく遠い。
空?
動いてる・・・。そうだ流れている。それに風が吹いている。少し激しく、びゅーって音がする。でも風の音だけ・・・聞こえる。
僕は仰向けに寝転がっていることに気が付いた。起き上がってみると、つま先の向こうに水平線が見える。相当遠くまでつながる草むらが「緑、ミドリ、ミドリ」と歌っているように、空につかまろうとしている。
・・・。ここはどこだ?・・・?家の近く?見渡す限り建物がない。いったいどこだろう?ここは日本?日本にこんなとこあったっけ?アメリカ?わからない・・・。
建物も道路も人一人みあたらない・・・。歩いていけば何か見当たるかもしれない。でもどっちに行けばいいのかわからない。そうだ!太陽を目指して進もう。そうすれば何かあるかもしれない。
暑い。気温は快適なのに・・・。そうか、もうどんだけ歩いたことか。後ろを振り返ってもどこにいたかもわからない。もうすぐ日も落ちる。まだまだ地平線は続いているようだ。おなかも減ったし、のどは焼けそうなくらいカラカラだ。
何もない草むらに横になった。少し足を休めよう。静か過ぎて暗闇の夜は自分が小さくなることしかできない。そうするだけで心があったまる気がした。
空?
動いてる・・・。そうだ流れている。それに風が吹いている。少し激しく、びゅーって音がする。でも風の音だけ・・・聞こえる。
僕は仰向けに寝転がっていることに気が付いた。起き上がってみると、つま先の向こうに水平線が見える。相当遠くまでつながる草むらが「緑、ミドリ、ミドリ」と歌っているように、空につかまろうとしている。
・・・。ここはどこだ?・・・?家の近く?見渡す限り建物がない。いったいどこだろう?ここは日本?日本にこんなとこあったっけ?アメリカ?わからない・・・。
建物も道路も人一人みあたらない・・・。歩いていけば何か見当たるかもしれない。でもどっちに行けばいいのかわからない。そうだ!太陽を目指して進もう。そうすれば何かあるかもしれない。
暑い。気温は快適なのに・・・。そうか、もうどんだけ歩いたことか。後ろを振り返ってもどこにいたかもわからない。もうすぐ日も落ちる。まだまだ地平線は続いているようだ。おなかも減ったし、のどは焼けそうなくらいカラカラだ。
何もない草むらに横になった。少し足を休めよう。静か過ぎて暗闇の夜は自分が小さくなることしかできない。そうするだけで心があったまる気がした。