相手にされない王子様


「…いや、おかしいだろ?」




有り得ねーし。




「何が?」




「まず、俺の時代は終わったとかで諦めてただろ。
それに、仮にお前が有川を好きなら、俺なんかを紹介しようと思わないはずだ。
しかも今まで昼食の時とか俺達を2人きりにさせてたのも変だ」




どう考えてもおかしい。




「んー…1つ目は諦めたんじゃなくて…まぁ、距離を取ったんだ。
2つ目は、やっぱり有川には俺や兄貴以外にも素敵な奴居るって教えたかったから。
3つ目は、有川と昴が仲良くするのを見たくなかったから」




支離滅裂だ。


全く理解出来ねー
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