相手にされない王子様
「――こればっかりは仕方ねーだろ…」
どう思われようと、そうとしか感じれないんだから。
「また久しぶりに合コンにでも行くか?」
合コン、か…
「……もう俺、当分遊ぶの止めるかな…」
人数合わせのために嫌々くる女子も。
キャピキャピはしゃぐ女も両方落としたし。
「合コンに来る奴なんて…どうせ似た様な奴だろ?」
「つくづく最低だな。んじゃ、俺に協力すると思って来いよ。お前居るとレベル高いの集めやすいんだよ」
結局自分のためかよ。