April fool

家から学校までは
徒歩で30分近くかかる

やっと学校に着き、体育館に行くと

音亜以外の5人は来ていた

「あ、ムーちゃんおはよー。」

「菜奈琶、おっはよぉ~!」

「朝から元気だねー。そんで話って何?」

「あんね、それはみんながそろってからにしようかな~って。うひひ。」

「もうみんなそろったみたいだよ?」

菜奈琶が笑いながら指差す方向を見てみると

体育館の入り口に
黄色のリュックを背負った音亜がいた。

こっちに気づいて笑顔で手を振ってきた。

「音亜、おはよ~。」

「おはよー!」

「おはよ!ななとゆかっ。」

全員そろった所で
タメの7人を呼んだ。

「なーのん、美羅、あき、みーやん、ちょっと話あるから来て~。」

部室の近くにいた4人に
手招きをすると

みんなして走って来てくれた。

「昨日、みんなに話があるっていったじゃん?メールでさ。」

新体操部のみんなの前で
報告を始める

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