April fool
『いいよ。だけど紘麻も一緒に遊んでいい?』
紘麻ってことは、井伊も…?
デートする気はないの?
どうしよ?
3人でもいいかな?
でも、よりによって井伊…。
どうしよう。
結局、考え始めて15分が過ぎた頃
『うーん…。ちょっと考えてもいい?』
答えにならない答えの返信をした
『いいよ!!』
『ありがと』
何、この会話。
おかしいよね…。
「誰それ、彼氏ぃー?」
背後から声がした
「えっ!?」
メールに夢中になっていて、宏太がいることをすっかり忘れていた 。
「もしかして、図星だった?」
宏太の笑顔が引きつってる。
ふざけて言ったみたいで
まさか本当に彼氏だとは思っていなかったみたい。
「もう、勝手に見ないでよ!!いつから真後ろにいたの!?」
「……?返信来た時から?」
大分初期じゃない!!
「最悪~。そーゆー宏太は彼女いるの~?」
「いないよー。でも俺の場合は作れないんじゃなくてくつんないのー♪」
姉ちゃんとは違う、と楽しそうにいう宏太
「ナニそれ…。ってまさかあんたモテるのっっ!?」
「別にー?告られたりもするけど、そんなの俺じゃなくて周りが決めるコトー。」
どこか一点をぼんやり見つめながら答えてきた
「……う゛ぅッ、こっ宏太のくせにぃ。ナニ格好つけちゃってるの~?モテるんでしょう?モテるんだよね~。」
あ~あ、とため息をつく。
ちょっとショック。
いや、結構心にダメージが…。
初めて告られて
ほいほいついてって
私って馬鹿?
そういえば私。
私は、笹倉矯をどう思ってる?
紘麻ってことは、井伊も…?
デートする気はないの?
どうしよ?
3人でもいいかな?
でも、よりによって井伊…。
どうしよう。
結局、考え始めて15分が過ぎた頃
『うーん…。ちょっと考えてもいい?』
答えにならない答えの返信をした
『いいよ!!』
『ありがと』
何、この会話。
おかしいよね…。
「誰それ、彼氏ぃー?」
背後から声がした
「えっ!?」
メールに夢中になっていて、宏太がいることをすっかり忘れていた 。
「もしかして、図星だった?」
宏太の笑顔が引きつってる。
ふざけて言ったみたいで
まさか本当に彼氏だとは思っていなかったみたい。
「もう、勝手に見ないでよ!!いつから真後ろにいたの!?」
「……?返信来た時から?」
大分初期じゃない!!
「最悪~。そーゆー宏太は彼女いるの~?」
「いないよー。でも俺の場合は作れないんじゃなくてくつんないのー♪」
姉ちゃんとは違う、と楽しそうにいう宏太
「ナニそれ…。ってまさかあんたモテるのっっ!?」
「別にー?告られたりもするけど、そんなの俺じゃなくて周りが決めるコトー。」
どこか一点をぼんやり見つめながら答えてきた
「……う゛ぅッ、こっ宏太のくせにぃ。ナニ格好つけちゃってるの~?モテるんでしょう?モテるんだよね~。」
あ~あ、とため息をつく。
ちょっとショック。
いや、結構心にダメージが…。
初めて告られて
ほいほいついてって
私って馬鹿?
そういえば私。
私は、笹倉矯をどう思ってる?