Crazy Girl


「なんで一人称が僕だったり麗美だったりするのぉ?」

「ん~それはね かいぽん 僕がいなくちゃ麗美は成立しないからだよぉ?」

「は? 坂井は坂井だろ?」

「麗美は僕がいなくちゃ保てなぁい 僕がいなくなった瞬間麗美ちゃんはぁ麗美でなくなるんだよ?」

「・・・?」

「まぁわからなくていいんだよぉ だからこのお菓子は僕がすき でも麗美は好きかな? まぁ感覚は一緒だけどねぇ 麗美もこのお菓子すきだよぉ」

「え 麗美ちゃん 意味わからない・・・」

「ん~だからぁ 僕があって麗美がアリ 麗美があっての僕がアルってこと」

「人格が二つってことか?」

「ん~ しらなぁい 気がつけば僕がいて麗美になってたって感じかな?」

「・・・」

「まぁこのお話はおーしまぁい 麗美授業受けるねぇ」

「坂井 今日放課後屋上こい」

「え~ なんで?」

「いいから」

「麗美ちゃん犬の散歩行かなくちゃ・・・」

「嘘つけ」

「ばれたか まぁ放課後? 行くから じゃーねぇ」

そう言ったら坂齊君とかいぽんは教室から出てった




「麗美ちゃん 誰かとしゃべり方似てるね」

「あぁ 誰だっけ?」

「かいぽんにわかるわけないじゃぁんwwww」

「歌李って坂井と似てるな」

「それ俺もおもったぁ でもあんな可愛い子と似てるって言われたら嬉しくなっちゃうよww」

「はいはい」


二人がそう会話してたことは麗美ちゃんは知らない

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