俺は我が儘な後輩君。

彼女は、

「だ、大丈夫かなーって。」

と言って、とコンビニで買ってきたであろうプリンを渡してくれた。


大丈夫って…

いや、大丈夫な状況じゃないでしょ。

と俺は内心思いながら、


「わざわざありがとうございます。」

と真面目に答えた。


俺と目が合い、慌てて背けられて正直大分凹んだ。

でも、なんかなんも言わないままの沈黙と、目の前に居る彼女の息遣いが、俺の理性を壊しそうになった。

やっぱり先輩は可愛い。


いつもは俺に命令ばっかしてくるけど、今日は俺の前で目線を下げて…


こうゆうのをギャップ萌えとも言うのだろうか。
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