『コンビニに行こう!』
その物音でコウさんが目を覚ます…。



『………ん…?…ハルちゃん?』


慌てて起き上がる私に気付いたコウさんは、ムクッと起き上がり、


『おはよ…ハルちゃん…』


『…おはよ…ございます…』


びっくりしている私に

『なんで?って思ってる?』

コウさんは笑った。


ただ頷く私に、


『都ちゃんと俺の同室の実が付き合ってんだって…』


『はぁ…』

イマイチ、理解できない私…


『昨日遅くに、いきなり都ちゃんに部屋代わってって言われて…さ…他のやつの部屋行っても遅かったからみんな寝てて開けてくんねぇし…。だからハルちゃんには悪いけど、ここで寝たんだ…。』


『はぁ…』


なんとなく分かったような…



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