『コンビニに行こう!』
でも、コウさんの優しさに甘えることで、私は純さんとの関係を保ってこれた。
純さんの前で普通でいることができた…
…これってもう、純さんへの想いが吹っ切れたってこと………?
でも、私は勘違いしていた。
やっと、純さんとシフトが同じになった日…
バイトが終わると純さんが、
『ハルちゃん?約束覚えてる?』
と声をかけてきた。
『はい…。』
…きた……。でも一体、なんの話なのかな…
これってコウさんに話すべきだった…?
そう考えているうちに、純さんは、
『じゃあ…行こっか…』
って私の手を引いた…。
その足で、近くの居酒屋さんに行った。