『コンビニに行こう!』
そう思った瞬間…


私はおもいっきりドアを開けた…



『…おはようございます…。』


まだ動揺しまくりだったけど…これ以上、二人の会話を聞いていたくなかった…



『あっ!おはよ…ハルちゃん!』

コウさんは明るく声をかけてくれる…


『おはよう…ハルちゃん。』

純さんが優しく声をかけてくれる…。




だけど…それ以上の言葉が出てこない…


それは純さんもコウさんも同じみたいで、何も話さない…




私は無言でロッカーに向かい、支度をする…



店へと続くドアを開けようとしたとき…


『ハルちゃん!』

私を呼び止める声にビクッとする…

純さんだ……



私の前まで来た純さんは、

『この前はごめんな…』


頭を掻きながら謝ってくる…



コウさんは“何のこと?”って顔をしてる…



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