『コンビニに行こう!』
『コウさん…ごめんなさい…』

それでも顔を反らす私に、コウさんは片手を私の頭に回し、もう片方は腰に回った…


もう私は身動きがとれなくなった…



私…どうしたらいいの…?


これじゃあ…私…


またコウさんに甘えちゃう…




唇と唇が重なる瞬間…



“ガチャッ”と、勢いよく店と休憩室をつなぐドアが開いた…。




明らかに動揺している純さんがそこにいた…



『ハルちゃん…ちょっと…レジ…お願い…』



声が少し震えている純さん…


私は見られてしまったという思いと、恥ずかしさで俯き、気まずさでサッサと店に入った…





その後………純さんとコウさんが…………



『邪魔しましたね?』


『…ごめん…。』


『やっぱり純さんもハルちゃんが好きなんじゃないですか…』


『ごめん…。』



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